第76回日本産科婦人科学会学術講演会で行われた屋島総合病院の香西祥子薬剤師によるポスターセッションでSmart One Healthに搭載された授乳期服薬指導支援システムの検討結果が発表されました。

2024/05/17
お知らせ
第76回日本産科婦人科学会学術講演会(2024年4月19日~20日)で行われた屋島総合病院の香西祥子薬剤師によるポスターセッションで、授乳期服薬指導支援の重要性を示す研究結果が掲載されました。今回の発表では、授乳婦の服薬に関する情報が不足している現状を明らかにし、専門家のコンセンサスに基づいた薬剤情報を提供するアプリケーションの必要性が指摘されました。調査には74名の薬剤師が参加し、91%が授乳中の薬剤使用について困った経験を持っていることがわかりました。薬剤師への授乳期服薬指導支援アプリの開発に関しては、92%の薬剤師が検索ツールに期待するという結果でした。
 
Smart One Healthの医療機関側管理画面には、屋島総合病院の香西祥子薬剤師監修の授乳期服薬指導支援システムを搭載しており、今後香川県薬剤師会向けに公開する計画です。授乳期の母親向けの処方薬情報検索や専門家の評価を含むデータベース機能を持ち、授乳継続の可否に関する情報を提供します。これにより、授乳と治療の両立が可能となり、母親と医療従事者の双方にとって有益な服薬指導の実現が期待できるようになります。
 
当社は、このような学術会議での発表を通じて、医療業界におけるテクノロジーの役割とその進化への貢献を再確認し、医療分野におけるイノベーション推進への取り組みを継続していきます。