人工股関節全置換術患者における疾患管理システムの有用性の検証を目的とした臨床研究にYaDocが採用されました

2023/06/28
お知らせ

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2023年6月28日
株式会社インテグリティ・ヘルスケア
 
株式会社インテグリティ・ヘルスケア(本社:東京都中央区、代表取締役会長:武藤 真祐、代表取締役社長:園田 愛、以下インテグリティ・ヘルスケア)が提供するYaDocが、人工股関節全置換術患者における疾患管理システムの有用性の検証を目的とした臨床研究に採用されました。
 
日本では人工股関節全置換術患者における活動性調査の多くは患者への問診によるもので、それが実際の活動量を反映したものかは不明瞭であり、また患者におけるスマートフォンやウェアラブルデバイスを用いた疾患管理システムの有用性を示す報告は少ないのが現状です。
 
本臨床研究の目的は、ウェアラブルデバイスを用いた歩数等の活動量に関するデータおよびYaDocのePROプラットフォームを用いて患者が入力する主観的症状のデータを収集し解析することで、それらを検証するものです。
 
今後も当社では、疾患管理システムYaDocの活用やePROプラットフォームの提供を通じ、医療業界の一層の発展のため貢献してまいります。
 
 
変形性股関節症について
変形性股関節症の症状は股関節の痛みと股関節機能の障害です。初期では、立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じ、進行するとその痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることがあります。女性に多く発症し、以前は小児期の発育障害の後遺症が主な原因とされていましたが、最近の高齢化社会の進行とともに、明らかな股関節疾患の既往が無くても、年齢とともに股関節の軟骨が傷んで発症する方が増えてきています。
参考資料:公益社団法人日本整形外科学会WEBサイト 症状・病気をしらべる「変形性股関節症」、パンフレット「整形外科シリーズ10 変形性股関節症」
 
 
人工股関節全置換術について
加齢などで傷んでしまった股関節に対して、金属やポリエチレン、セラミックなどで構成される人工物を用いて新しい股関節を再建し、股関節機能を回復させる手術です。なかでも、大腿骨の骨頭と、それがはまるソケットの表面の両方を置換する手術のことを人工股関節全置換術と呼びます。人工股関節置換術により股関節の痛みを劇的に軽減することが可能と言われています。
参考資料:一般社団法人日本人工関節学会WEBサイト 人工股関節置換術について、MSDマニュアル 家庭版
 
 
 
 
【本件に対するお問合せ先】 
株式会社インテグリティ・ヘルスケア
広報担当:pr@integrity-healthcare.co.jp